1976-05-12 第77回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
それと関連いたしまして、長崎県が独自の安全専門審議会というものを設け、そうして二十一項目の質問書を政府に出しておりますね。それに対する回答を五月初旬ごろまでにはするという科学技術庁の態度だと承っておりますが、すでにその回答をなされたのかどうか、そして、それに付帯して一切の資料と一切の討議議事録を明らかにしませんと、この長崎県の審議会それ自体が疑惑を持たれます。関係団体との間に話がつきません。
それと関連いたしまして、長崎県が独自の安全専門審議会というものを設け、そうして二十一項目の質問書を政府に出しておりますね。それに対する回答を五月初旬ごろまでにはするという科学技術庁の態度だと承っておりますが、すでにその回答をなされたのかどうか、そして、それに付帯して一切の資料と一切の討議議事録を明らかにしませんと、この長崎県の審議会それ自体が疑惑を持たれます。関係団体との間に話がつきません。
いずれにしましても、廃棄物の問題につきまして御説明申し上げましたが、原子力発電所の安全問題につきましては、その安全性につきまして原子炉安全専門審議会というところで権威ある先生方の審査を経、それからその建設設計の段階でチェックし、あるいは運転の段階で逐一チェックをして、安全の上にも安全をはかっているというのが現状でございますが、ただ、それにしましてもその廃棄物の最終処分の問題を今後どういうふうに計画的
という付帯決議がついていますが、大臣、この付帯決議、もっともな付帯決議だと思うのですが、最高の長官として、安全専門審議会ですか、この意見を徴し、その意見を尊重するよう措置すべきである——これはもっともなことだと思うのですが、重ねて長官からこういう心配に対する解明を最後に一つお願いをしたい。